こんにちは!
石見ワイナリースタッフです。
本日は、10月の圃場と醸造所での作業風景をお伝えします。
圃場では、引き続き鳥獣対策ネットとグレープガードの取り外し・回収作業を行っています。
9月末から10月初めにかけて澱引き作業は終了いたしました。
この段階ではまだ大まかな澱しか取れていない状態ですので、ここからもう少し細かい濾過作業をしていきます。
本来であればここから珪藻土濾過(粗めの濾過)を経てシートフィルタ濾過(細かい濾過)を行います。
ですが、珪藻土濾過をするほどには収穫量が多くなかったので今年は珪藻土濾過はせずにシートフィルタ濾過から行いました。
シートフィルタ濾過の機械は上の写真です。
下の管からワインを入れていき濾過されたワインが上の管から出ていきます。
シートフィルタは、機械の真ん中に入っている正方形のものになります。
このフィルタを通ることで、ある程度細かい不純物を取り除くことができます。
(この時は、5枚使用しています)
この日はオレンジワインの濾過作業をしました。
濾過前と濾過後では、透明度が結構違うのが上の写真から見れると思います。
10月の中旬ぐらいからは、瓶詰作業も始まりました。
上の写真の機械が充填機になります。
写真の一番手前の箇所がリンサーになっており、瓶の内部を洗浄します。
その後、真ん中の箇所で瓶にワインを詰めていきます。
最後に、一番奥の箇所でコルクを打栓します。
この日は赤ワインの瓶詰作業をしています。
10月の作業で、ステンレスタンクで発酵させたワインについては瓶詰も行うことができました。
11月のブログでは、樽で発酵・熟成させているワインについてもお見せできればと思います。
それでは、また次のブログでお会いしましょう。