石見ワイナリーに併設する葡萄畑は、三瓶山麓のカルデラに位置しており、約4.7haの広さを持っています。保水性や透水性が高い「黒ボク土」と呼ばれる火山灰を由来とする特徴的な地質を中心としており、標高の高さによる温暖差が葡萄栽培に適しています。
この気候に適合する5種類の品種を中心として、実験的にその他の品種の栽培も行っており、最盛期には27トンの葡萄の収穫を計画しています。徹底的な栽培管理により、農薬の使用をできるだけ抑えて、安心・安全な葡萄育成に努めています。
VITICULTURE
メルローと山葡萄を交配して生まれた品種。山葡萄に由来する濃い赤色が特徴。
芳醇でまろやかな味わいを持ち、赤ワインに適した安定感を持つ代表的な品種です。
リースリングと行者の水を交配。白ワインに適した華やかな香りを持っています。
”白ワインの女王”と呼ばれる代表的な品種。爽やかな果実味が特徴です。
カベルネ・ソーヴィニヨンとグルナッシュの交配品種。酸味・渋みともに程よい。