こんにちは!
石見ワイナリースタッフです。
本日は、圃場と醸造所での作業風景をお伝えします。
8月上旬は、7月に引き続き新梢管理と草刈りを行いました。
中旬ごろになると黒ぶどうの着色もだんだんと進行してきました。
また、白ぶどうも少し色が変わり実も柔らかくなりました。
写真のようになってきたら糖度等を測って、収穫時期を決めました。
8月22日からマルスラン(黒ぶどう)の収穫をはじめ、北天の雫・富士の夢・メルロー・シャルドネの順番で収穫を行っています。
記事を書いている段階では、北天の雫の収穫まで終わり残り3品種収穫が残っています。
醸造所にぶどうが入ってきたら仕込み作業を行います。
赤ワインと白ワインで仕込み方が違いますが、今回は北天の雫の白ワイン仕込の様子をお伝えできればと思います。
ぶどうを洗浄した後、上の写真の一番手前の機械(コンベア)にぶどうを入れていきます。
その先にある機械が、除梗破砕機という機械でぶどうの実と梗を分けてくれます。
写真は、梗が後ろから出された後のものです。
結構勢いよく出てくるので、いろいろなところへ飛びます。
その後、実はもろみポンプという除梗破砕機の下にあった大きいポンプで圧搾機(プレス機)に送ります。
圧搾機で約2時間半ぶどうを絞り果汁だけにしてタンクに送ります。
この果汁を発酵させていき濾過すれば、白ワインが出来上がります。
赤ワインは、搾汁する段階が発酵後になるので皮・実・種も一緒に発酵させます。
写真は、マルスランのもろみの様子です。
今年の仕込みも始まりました。
今後数か月は、醸造所での作業をお伝えしていくことが多くなると思いますが、是非ブログを見てもらえると嬉しいです。
それでは、また次のブログでお会いしましょう。