こんにちは!
石見ワイナリースタッフです。
本日は、11月の圃場と醸造所での作業風景をお伝えします。
圃場では引き続きグレープガードの取り外し・回収作業を行い、11月後半に完了いたしました。
取り付けるのは比較的簡単に行えましたが、回収作業は結構時間がかかりました…
また、冬季剪定や草刈り作業等圃場整備も加えて行っています。
2024年度のワインは、白ワイン2種類を樽発酵・赤ワイン1種類を樽熟成させています。
白ワインの樽発酵は、8月・9月に絞った果汁を一度澱引きして樽に移し替え発酵を行いました。
石見ワイナリーでは、樽発酵は初めての試みでしたが今のところ順調に進んでいます。
週に1回程度バトナージュといって、樽の中のワインをかき混ぜています。
そうすることで樽の底に沈んでいた澱をワインに含ませ旨味を持たせることができます。
↑白ワインバトナージュ前
↑白ワインバトナージュ後
赤ワインは、ステンレスタンクで発酵終了したもろみを圧搾し樽に移し替え熟成を行っています。
ウィヤージュ(補酒)は、3樽とも週1回ぐらいを目途に行っています。
目いっぱい入れていても1週間もすると1樽当たり200~300ml程度は、蒸発してしまうので酸化を防ぐために行っています。
↑白ワインウィヤージュ前
↑白ワインウィヤージュ後
↑赤ワインウィヤージュ前
↑赤ワインウィヤージュ後
白ワイン・赤ワインともに来年2・3月に樽から出し、濾過・瓶詰を行う予定です。
3樽とも昨年新樽で使用した樽なので、香りは現時点で結構ついているように思います。
醸造作業については、いったん落ち着いてきました。
この後は、今月行った作業を濾過・瓶詰まで続けていく感じになります。
12月のブログでは、樽内の変化や圃場の冬季剪定についてお見せできればと思います。
それでは、また次のブログでお会いしましょう。