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圃場・醸造作業風景【12月】

圃場・醸造作業風景【12月】

こんにちは!

石見ワイナリースタッフです。

新年あけましておめでとうございます。

本年も石見ワイナリーをどうぞよろしくお願いいたします。

石見ワイナリー周辺では、12月中旬ごろから雪が断続的に降っており雪遊びができるほどには積もってきています。

(上の写真は、12月中のものです。)

では12月の圃場と醸造所での作業風景をお伝えします。

冬季剪定

11月中はまだ葉もついていましたが、12月に入ると葉も全て落ち樹だけの状態となりました。

この時期の剪定が重要で来年のぶどうの成長にも影響してきます。

醸造作業【マロラティック発酵】

2024年度の白ワインは樽発酵を行い2025年の3月ごろ樽から出す予定で、発酵から続いて樽での熟成も行っていました。

11月中旬ごろまではそこまで変化がなかったのですが、後半ごろからバトナージュ(撹拌)をする前から濁っていることが多くなってきました。

味わいも酸味が少し減ってきて風味が複雑になっているように感じます。

おそらくマロラティック発酵が起きているのだと思います。

今まではステンレスタンクで密閉して温度管理をしており、乳酸菌の添加も行っていなかったので、石見ワイナリーのワインではマロラティック発酵を故意に起こしたことがありませんでした。

しかし、今回は樽で発酵させた後も樽で置いていたので空気中から乳酸菌が入って自然にマロラティック発酵したと思います。

白ワインは結構早摘みしたものもあって酸味が強いものもあったので、自然に起きないかな、とみていたのですが本当に起きてくれてよかったです。

私的には白ワインは酸味があってすっきり飲めるものが好みですが、今回のマロラティック発酵が起こったものは飲みやすくいつでも飲めるという印象でした。

まとめ

圃場作業については剪定作業が終わると落ち着き、春ごろからまた忙しくなっていきます。

醸造作業も瓶詰前までバトナージュとウィヤージュを定期的に行っていくようになると思います。

またそれに加えて醸造はりんご果実酒の仕込みも1月から始まる予定ですので、少し慌ただしくなるかもしれません。

1月のブログでは、その様子もお見せしたいと思います。

それでは、また次のブログでお会いしましょう。

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